アマノジャク、違和感、鈴虫。

またご無沙汰してしまいました。
すっかり世界の音程は元どおりにもどりました。
アマノジャクなもので、そうなったらあの移調楽器状態が貴重な時間だったような気がしてくるから不思議。
作曲家の仕事をいくつかしていました。某ダイヤモンドのCM音楽の新しいアレンジをしたり、秋に初演される予定のギターアンサンブルの曲を書いたり。音楽家はオンガクすることが当たり前のはずなのに、その日常に不思議な違和感を覚えたりすることがあります。そして、相変わらず、音楽過剰の時代に自分が作り続けていく意味をはっきりとは見いだせないでいます。曖昧な場所から、曖昧な手探り状態を続けています。
きっとずっとこうなのでしょう。
深夜の2時ですが、部屋には鈴虫の音が響いています。
そう、秋、です。
みなさんの時間は生きてますか?

アマノジャク、違和感、鈴虫。