Year: 2006

“螺鈿隊”コンサート

“螺鈿隊”という箏の4人組の演奏グループのために、新しい曲を書きました。
7月21日(金)に初演されます。
http://www.radentai.com/
http://www.radentai.com/schedule.html
昨年から演奏団体の委嘱にはすべて”canon for ×××”というタイトルの曲を書くことにしています。今回は、”canon for 52 strings”です。13*4=52 。
ソロの作品はかなり恣意的で非論理的な構成をとっていますが、自分が演奏に関わらないものの場合は、クリアな論理性を好む傾向にあるようです。なぜでしょうね?
箏の音の粒が量的変化を繰り返しながらいくつかの質的変化を生んでゆくような、そういうプログラムを曲に仕掛けています。(たとえば、水は、相転移をして氷になったり水蒸気になったりしますね。)
ご興味ありましたら、ぜひ、どうぞ。(ちなみに、僕の新作の他にも、即興演奏の世界で活躍されているコントラバス奏者、斎藤徹さんの新曲もあって、僕は個人的にとても楽しみにしています。)

“A DAY”

ひとつお願いがあります。
2003年だったか、お台場の科学未来館の展示「時間旅行展」のなかの作品”A DAY”ために作曲した音源を、おみやげCDとして同館でプレゼントしたことがあります。手作りのミニCDで、限定30部くらいだったと思います。
http://www.livingworld.net/10_aday/aday_poster.html
それをお持ちで、もし、「つまんない音だし、必要ないよ」という方がいたら、ご連絡いただけないかと思っています。どうしてもどうしてもどうしても手に入れないと気がすまない、という海外のコレクターがおりまして、×××××円でも出すから買いたいといって子供のようにひたすら駄々をこねてます。
僕もなんと自分の手元にあった1枚を紛失している(ひどいなあ)、状態なんです。
「いらねえよ」という方、こっそり、下記まで、教えてください。
info@kyo-ichinose.net

真夏日

そうだ、毎年、この時期からしばらくは使いものにならない時期だった。。
ということに気がつきました。
今日も早速バテ気味です。。あーあ。
あ、アップリンクにきてくださった方、ありがとうございました。
原始的なセンサー+マイコンなんか使っていつもと違う音を出していたので、「これは一ノ瀬響の音じゃない」なんて思われた方がいたとしても、不思議ではないですね。ごめんなさい。。
まだまだインプルーブ、リファインの余地多し、です。
でも、1年後に、「1年前はあんなしょぼい音しか出せなかった楽器が、今や」というようなものになっているつもりですので、気長に、成長を見守ってやってください。。。

渋谷uplinkでリハおわりました。。
球形の創作楽器ですが、なんとか試作品が間に合って、軽くお披露目できそうです。
新しくなったuplink factoryは音もよく、なんだか今日はいいライブになりそうな気分。
(今、factoryの無線LANから更新中)。
渋谷付近の方、どうぞ遊びにいらししてください。。