箏カルテットのための作品の再演です。小さいけれど気に入っている、とても懐かしい作品です。
————————
Canon for 52 strings
2006年作曲。螺鈿隊の委嘱により作曲。同質楽器のアンサンブルのための”Canon for…”のシリーズに属する1作品で、重ねられた音の集まりがいくつかの秩序形成の原理によって徐々に、時に急激にその「かたち=うごき」を変えてゆく姿を観相する。52本の箏の弦が変化してやまないあらゆるものと共振するとき、現象の裏側から「音楽」がその姿をあらわすはずだ。(一ノ瀬響)
————————
螺鈿隊コンサート20181220