Further than Lontanoについて(その1)

あと1ヶ月をきってまして、少し気分的にも緊張してきました。
http://www.p3.org/aas/051016/index.html
いくつかの視点から、このイベントの事前の説明(言い訳?)をしようかな、と。
今日は「いい音で聴いてほしい!」ということから。
イベント当日は、富士通テンというメーカのエクリプス(http://www.eclipse-td.com/j01_top/index.html)というスピーカを8本使います。(富士通テンさんありがとう。)普段、ラジカセやコンポなどの環境で音楽を聴いている若者たちにも、高精度な音でLontanoの世界をじっくりと聴いていただきたい、という思いがあります。
まずはフィジカルに豊かな体験になるように、と、これはいつも音楽を作っているときでもライブの準備をしているときでも変わらず思っていることです。
そして、マルチチャンネルであるということは、単にステレオの音楽が高密度になっただけの体験ではない何かが表現できるはず。それについてはまた書くことにします。技術的な部分でまだクリアしなくてはならない問題もあり、目下鋭意検討中、なのです。
とまれ、 インスタレーションの核は、音の体験そのものです。
それは「距離感」に関わるものになるかな、と思っています。
ひとまず。

Further than Lontanoについて(その1)