introspective things

昨年からRebecca Brownという人の著作を続けて読んでいる。
“the gifts of the body”を読み終わり、 “Excerpts from a family medical dictionary”を読み始めたところ。
語学力不足にてスピードはとてもゆっくりだけど、この作者の文章はとても平易でわかりやすいので、あまり苦労せずに読める。
Rebecca Brownの小説は、いってみればハリウッド映画の対極にあるものといってよいだろうか。
個人の視点から、家族、病気、生死を、抑制されたタッチで描写していく。
“unsentimentally, and with sometimes painful honesty,”
と”Excerpts from a family medical dictionary”のバックカバーには書かれている。
感傷を排し、そして、ときに痛いほどの誠実さで、と。
この日記が最近内省的なアトモスフェアに満ちているのは、きっと僕が読んでいるこれらの本の影響もあるに違いない。

introspective things