2日、3日と一泊で益子のStarnetに行ってきた。メインの用件は、5日からの展示「リビングワールドの仕事展」のメインの作品である「風を待つ部屋」のサウンドエンジンを調整すること。風力センサーからのデータを処理して、その場で音楽が作られる仕組みで、今回はさらに微かな風の違いを反映できるように少し改良をくわえた。風が凪いでしまい、うちわでセンサーをあおいでの作業になったり。夏休みの理科実験の宿題みたいだ。
展覧会の詳細は、きっと、ここにあがるはずです。
http://www.livingworld.net/
久しぶりに訪れたstarnet、その中心にいるのは馬場浩史さん。
馬場さんはモードの世界を切り捨てて、15年かけて益子に自分(たち)の居場所をつくりあげた。それは独善的な隠遁生活やオカルティックなものでは決してない。ましてや「清貧」などという言葉もまったく似合わない。豊かで発展的な田舎の暮らしだ。
馬場さんと話す時、いつも僕は微かに緊張する。
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