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よろこびの機械:FRDCD-014
遠く、はかない、機械と人の夢。
新しい耳のための、9つの断章。
kyo ichinose’s first solo CD.
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1.Engine#1 /2.Planetarium /3.Engine#2 /4.Blue grains /5.Engine#3
6.Installation /7.Engine#4 /8.Difference mind /9.The Machineries ofJoy
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Produced, Composed, Arranged and Mastered by Kyo Ichinose
Recorded by Masaaki Hayashibara(Cricket Studio)and Kyo Ichinose
Piano:Kyo Ichinose /Vn:Wakako Hanada /Vc:Seigen Tokuzawa /Voice: Keiko Nagata /Girls Chorus-Conductor; Tatsuaki Iwamoto
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この作品を聞いて素直に反省しました。仕事柄年間に何千という曲を聴いているにも かかわらず日本人アーティストの作品をほとんど聞いていなかったことに。 とても心地の良いノイズときれいな女性のハミング。 シンプルな中に複雑な音構成。 どんどん音の世界に引き込まれてしまいました。 間違いなく、日本人にしか作れない、繊細で、 はかない音がこのCDには詰まっています。 とくに9曲目は僕の中で年間のベスト10に入るほどの曲です。
次回の作品がとても楽しみです。
(馬場ツヨシ/Sound Stylist)
(前略)
一方、一ノ瀬は音楽が生まれ享受される現場について、一層クールな姿勢をとる。CD「よろこびの機械」を聴いてみても、この人物が「テクノ」なのか「現代音楽」なのかといったことを無効にしてしまう。ただコンピュータをメインに用いることによってではなく、既にこの人物がほとんど方法論的にも感性的にも、演奏家という生身の身体を想起することなく音楽を志向するスタイル。
(後略)
(小沼純一/「音楽の友」2002年5月号より)
聴覚が今の何千倍、何万倍も鋭くなったら、 ひょっとしたら、身の回りにあるモノからはこんな音が聴こえてくるのかもしれない というのが、第一印象です。
ステキな曲がたくさんありましたが、 私は、9曲目の「The Machineries of Joy」がイチバン好きです。。音の粒子が行き交っている様子が目に浮かぶような立体的な音。音が音の波間で戯れているようなイメージが浮かんできました。
電子音が溢れる世の中で、時々異物感を覚えることがありますが、 一ノ瀬さんが奏でる電子音のハーモニーは、心地よく響いてくるから不思議です。
きっと、音と音の間に有機的な繋がりが生まれているからなんでしょうね。
(小池なつ子/フリーライター)
おじいちゃんの空気をもってる
いつも目がキラキラしてて、
好奇心旺盛な少年のようでもある
おじいちゃんと少年の心を持ち合わせた人の1stアルバム
心臓がギュッとなって、震えだす
反対と思ってた感情が同時に湧きあがる
泉と滝
両方とも透き通ってる
(高橋達実/Tropicalia)