晩秋の記憶と桑沢レクチャー

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2ヶ月ほど前に、車の中から撮った写真(をちょっと加工)。
秋のナガメの記憶です。
さて、さる水曜日、オーサグラフの鳴川先生に声をかけていただいて、桑沢デザイン研究所にてゲスト講義をしてきました。(学内の授業だったのでここでは告知できず。すみません。)
90分みっちり話して、さらに80分ほどディスカッション。
建築科相手ということに微妙にプレッシャーを感じて講義の準備をばっちりやってしまった私は小心者です。
講義のときに紹介した作品を(自分用メモ)リスト化しておきます。
●The Machineries of Joy / Kyo Ichinose
●György Ligeti/ Atmosphères
●Steve Reich / Tehillim
●Andrei Arsenyevich Tarkovsky / Stalker
●J.Cage / “in love with another sound” interview
●Waiting for the wind / Living world + Kyo Ichinose
ディスカッションでは桑沢のSD科の先生方も加わってくれて、「音(楽)」「建築」「空間」などをキーワードに語り合いました。音楽と建築を対比して語るなどという視点はずーっと昔にクセナキスの本を読んで以来ほったからかし温泉になってましたが、話しながらいろいろ思い出してきましたぜ。桑沢のSDの先生方はずいぶん世代が若く(当社調べ)しかもよく考えている人々で、合計3時間の長丁場は疲れたけど、「教えること」が「教わること」につながるよい体験でした。

晩秋の記憶と桑沢レクチャー