学食
火曜日は早稲田のゼミの日。
高田馬場のGKテックでのミーティングがはやく終わったために、
予定より1時間もはやく文学部のキャンパスに着いてしまう。
学食で簡単に食事をして、しばし学生観察に耽る。
学生たちの自意識が食堂にたくさんふわふわ飛散している。
ちょっと、息がつまる。
つられて、ふと自分の芸大時代を思い出す。
懐かしさではなく、嫌悪感と遺恨のみがボウフラみたいにわきあがってくるので、あわてて作業を中断。
ふう。
この子達が10年後にそういう思いをしないでくれればいいのに、と一瞬だけ願って、読みかけの本、内藤高「明治の音」を読みすすめることにした。